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ナイロンコードカッターの安全・効率的な使用方法について
<ナイロンコードカッターを使うメリット・デメリット>
メリット
・ナイロンコードカッターは、金属刃の代わりにナイロンコードを仕込んだヘッドを高速回転させて粉砕切断するものです。ナイロンコードは草刈作業中に物に接触させても物を破損しにくいため、ギリギリの際まで綺麗に刈ることができます。例えば、コンクリート際もすっきり綺麗に刈ることができます。(※損傷しないことを保証するものではありません。)
・ナイロンコードカッターは刃物ではないため、万が一、人体に接触しても大きな怪我に至る事が少なく、金属刃と比較して安全です。
・チップソーは硬い物に当たるとキックバックが起こり大変危険ですが、ナイロンコードは柔らかいため跳ね返ることがほとんどありません。
デメリット
・草刈作業中は周囲及び作業者に向かって草・土・小石等が飛び散ります。そのため、草刈作業用のエプロンや保護メガネ等の安全装備を適切に着装して作業を行う必要があります。(※安全装備の着装はナイロンコードカッターに限りません) また、小石等が広範囲まで飛散する為、人や物・車・建物等、周囲の環境への注意が必要です。
・ナイロンコードカッターを使用する場合、基本的には23cc以上で耐久性能が高い刈払機で使用することが推奨されています。刈刃やチップソーよりも本機にかかる負荷が大きい為、極小排気量の刈払機で使用すると本機の早期故障につながる場合があります。
・茎が太くて固いものや、芝生のように軟らかいものは刈りにくいことがあります。
<ご使用上の注意>
- ・ご自身の安全の為に必ず適切な装備を着装・取付の上で作業してください
飛散物等が原因で、失明や異物が刺さり除去手術が必要になったケース等もあります。事故が起きてからでは取り返しが付きませんので、必ず草刈作業用のエプロンや保護メガネ等の安全装備を着装し、刈払機にも「ナイロンコードカッター用の飛散防護カバー」等を適切に取り付けて使用して下さい。
- ・飛散物による周囲環境への被害を防ぐため安全配慮を欠かさないでください
飛散物等が原因で人・建物・車等を損傷する恐れがありますので、飛散防護ネットを使用する等の対策が必要となる場合があります。(飛散物は十数m以上飛散することもあります。) 小石や砂利の多い場所では刈払機以外による作業を検討した方が良い場合もあります。
- ・ナイロンコードカッターのご使用にあたって
金属刃と同様に地面から少し浮かせた状態で使用してください。地面に接地したまま滑らせて作業をすると、接地面との抵抗により回転速度が低下します。また、ナイロンカッター本体へも余分な負荷がかかるため、故障の原因となる可能性があります。(一部製品は接地させて使用できる物もあります。詳しくは各商品の詳細ページをご覧ください。)
- ・本体をぶつけながら使用しないでください
ナイロンコードカッターは本体をぶつけながらの使用は前提としておりません。故意にぶつけるような使用をすると変形・破損等が生じ、本体が使用中に分解してしまったり、コードの繰り出し機構が正常に作動しない等の不具合につながる恐れがあります。
- ・ナイロンコードの元切れ(根元から切れる)について
ナイロンコードカッターは回転中のナイロンコードの先端数㎝でしか草を刈ることはできません。出ているコードの長さ全体を使ってまとめて刈ろうとしても、切断力が低下するだけでなく刈り残った草・細木等にコードが引っ張られ、コードの出口付近で屈曲を繰り返す事によって「元切れ」という現象が起こりやすくなります。これを予防するために適切なコードの長さを維持しつつ、ゆっくりと刈払機を旋回していただきコードの先端で刈ることを意識してご使用ください。
- ・ギアヘッドへの絡みつきについて
まとめて広い範囲を刈ろうとして早く旋回してしまうと、粉砕できなかった草や刈った草がギアヘッドに絡みつきやすくなります。コード先端のみで刈ることを意識することで絡みつきの低下も見込めます。
- ・低速回転での使用について
内部でナイロンコードが「溶着」する可能性が高まるため、低速回転になりすぎないようご注意ください。溶着とは、本体に巻き込まれているコードが同じ位置で微振動を繰り返すことで摩擦熱が蓄積し、コードが部分的に溶けてコード同士や他と固着する現象です。(作動不良の原因となります。)
- ・ナイロンコードの出しすぎによる切断力の低下・機械への過負荷ついて
本体から出ているナイロンコードが長すぎると空気抵抗が増します。これにより「ギアヘッドへの絡みつき・溶着」等の現象や、通常より余分な振動がコードを通じて伝わることでコードのスピードが均一でなくなります。そのまま作業を続けると非効率なだけでなく、本機の早期故障につながり高額修理となる場合があります。
- ・ナイロンコードの適切な長さについて
適切なナイロンコードの長さは10㎝~14㎝程度です。(回転する直径で35㎝±程度が目安です。) 出しているコードが長すぎる場合は、作業効率の低下の他にも上記のような様々なトラブルにつながる為、適切な長さを維持して作業効率を最大限に発揮できるようご使用ください。
- ・ナイロンコードの溶着について
ナイロンコードの溶着は「季節や作業環境・使い方(上記記載内容他)・ご使用になられるナイロンコード」等、様々かつ複雑な要因で起きやすくなります。特に暑い季節には発生しやすくなるため「コードをたるみや交差なくきれいに巻き込む・涼しい時間帯に作業を行う・作業時間を短く区切る・金属刃と使い分ける」等の工夫をしてください。
その他、各製品の取扱説明書等をよくお読みいただき安全上・使用上の注意点もご確認の上でご使用ください。
飛散物等が原因で、失明や異物が刺さり除去手術が必要になったケース等もあります。事故が起きてからでは取り返しが付きませんので、必ず草刈作業用のエプロンや保護メガネ等の安全装備を着装し、刈払機にも「ナイロンコードカッター用の飛散防護カバー」等を適切に取り付けて使用して下さい。
飛散物等が原因で人・建物・車等を損傷する恐れがありますので、飛散防護ネットを使用する等の対策が必要となる場合があります。(飛散物は十数m以上飛散することもあります。) 小石や砂利の多い場所では刈払機以外による作業を検討した方が良い場合もあります。
金属刃と同様に地面から少し浮かせた状態で使用してください。地面に接地したまま滑らせて作業をすると、接地面との抵抗により回転速度が低下します。また、ナイロンカッター本体へも余分な負荷がかかるため、故障の原因となる可能性があります。(一部製品は接地させて使用できる物もあります。詳しくは各商品の詳細ページをご覧ください。)
ナイロンコードカッターは本体をぶつけながらの使用は前提としておりません。故意にぶつけるような使用をすると変形・破損等が生じ、本体が使用中に分解してしまったり、コードの繰り出し機構が正常に作動しない等の不具合につながる恐れがあります。
ナイロンコードカッターは回転中のナイロンコードの先端数㎝でしか草を刈ることはできません。出ているコードの長さ全体を使ってまとめて刈ろうとしても、切断力が低下するだけでなく刈り残った草・細木等にコードが引っ張られ、コードの出口付近で屈曲を繰り返す事によって「元切れ」という現象が起こりやすくなります。これを予防するために適切なコードの長さを維持しつつ、ゆっくりと刈払機を旋回していただきコードの先端で刈ることを意識してご使用ください。
まとめて広い範囲を刈ろうとして早く旋回してしまうと、粉砕できなかった草や刈った草がギアヘッドに絡みつきやすくなります。コード先端のみで刈ることを意識することで絡みつきの低下も見込めます。
内部でナイロンコードが「溶着」する可能性が高まるため、低速回転になりすぎないようご注意ください。溶着とは、本体に巻き込まれているコードが同じ位置で微振動を繰り返すことで摩擦熱が蓄積し、コードが部分的に溶けてコード同士や他と固着する現象です。(作動不良の原因となります。)
本体から出ているナイロンコードが長すぎると空気抵抗が増します。これにより「ギアヘッドへの絡みつき・溶着」等の現象や、通常より余分な振動がコードを通じて伝わることでコードのスピードが均一でなくなります。そのまま作業を続けると非効率なだけでなく、本機の早期故障につながり高額修理となる場合があります。
適切なナイロンコードの長さは10㎝~14㎝程度です。(回転する直径で35㎝±程度が目安です。) 出しているコードが長すぎる場合は、作業効率の低下の他にも上記のような様々なトラブルにつながる為、適切な長さを維持して作業効率を最大限に発揮できるようご使用ください。
ナイロンコードの溶着は「季節や作業環境・使い方(上記記載内容他)・ご使用になられるナイロンコード」等、様々かつ複雑な要因で起きやすくなります。特に暑い季節には発生しやすくなるため「コードをたるみや交差なくきれいに巻き込む・涼しい時間帯に作業を行う・作業時間を短く区切る・金属刃と使い分ける」等の工夫をしてください。